フッカー(HO)とは
フッカーとは、ラグビーの15あるポジションのうち、背番号2番をつける選手のことを言います。
スクラムを組むときは最前列(フロントロー)の真ん中に入り、2人のプロップにはさまれる形でスクラムの舵を取ります。
英語表記はHO(hooker)で、フロントローの中心にいることから「スクラムの要」とも言われています。
名前の由来は足でボールをかき込む「フック」から
フッカー(hooker)は、スクラムに投入されたボールを足で引っ掛けて(フックして)後方に送り込むという大事な役割があるのですが、その役割であるフック(hook)が、フッカー(hooker)というポジション名の由来になっています。
片脚を浮かせている間(フッキングしている間)は体を支える足が1本になるため、その一瞬を狙って相手に押し込まれることも多く、フォワード8人でどれだけまとまったスクラムを組めるかが重要です。
ラインアウトではボールを投げ入れる
フッカーのもう一つの大きな仕事が、ラインアウトのスローインです。
最大で15メートル先にいる味方をめがけて、まっすぐ正確に投げ入れる必要があるため、フォワードの中でも特に高いハンドリングスキルが求められます。
ちなみに、スローインを行う選手をスローワーと言いますが、競技規則には誰が投げるかの決まりはなく、どの選手が投げても問題ありません。
それでもフッカーが務めることが多いのは、プロップはリフター、ロックはジャンパー、フランカーやナンバーエイトは次のプレーに備えて後方にいる方が効率的だからです。
近年は「第2のナンバーエイト」
セットプレーに欠かせないフッカーですが、近年はフィールドプレーでの働きも重視されています。
アタック・ディフェンス共に強くて上手い選手がこのポジションに就くことが多く、フッカーは「第2のナンバーエイト」と呼ばれることもあります。
実際に、高校まではナンバーエイトだった選手が、大学以降にフッカーへ転向するケースも珍しくありません。
また、フッカーはスクラムやラインアウトでレフリーとやり取りする場面が多いため、キャプテンや副キャプテンを任されることの多いポジションでもあります。
フッカーの体格
フッカーは、プロップより少し小柄で、そのぶん器用な選手が選ばれることが多いです。
日本代表のフッカーを見ても、身長は170cm〜180cm台、体重は100kg台の選手が中心となっています。
フッカーを動物で例えると
フッカーというポジションを動物で例えるなら、サイがぴったりです。
プロップ(ゾウ)に次ぐ体の大きさと重さ・強さを持ちながら、小回りもきくサイは、このポジションに最適です。
まとめ
- フッカーは背番号2番、スクラムの最前列(フロントロー)の真ん中を務めるポジション
- スクラムで足を使ってボールをかき込む「フック」というプレーが名前の由来
- ラインアウトではボールを投げ入れるスローワーを務めることが多い
- 近年はフィールドプレーでの働きも重視され「第2のナンバーエイト」とも呼ばれる
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