ナンバーエイト(No.8)とは

ナンバーエイトとは、その名のとおり背番号8番をつける選手のことを言います。

スクラムを組むときは第3列(バックロー)の最後尾に入り、試合中はボールを持って力強く前進したり、バックスと共に攻撃に参加したりと、グラウンドのあらゆる場面で活躍するポジションです。

ラグビーのポジション配置図。背番号8番がナンバーエイト

英語表記はNo.8で、海外ではエイトマンと呼ばれることもあります。

フォワードの中心選手

ナンバーエイトは、全ポジションの中でも特にフィジカルに優れた選手が務めます。

チームの中で一番強いといっても過言ではなく、またフォワードの中では頻繁にボールを持つため、ハンドリングスキル運動量も欠かせません。

体の大きさ、パワー、スピード、そして的確な判断力と、すべてを求められることから、スーパーマン的ポジションだといえます。

ナンバーエイトだけ名前が背番号なのはなぜ?

他のポジションとは違い、8番だけなぜそのままのポジション名かというと、ナンバーエイトがもっとも遅く定着したポジションだからです。

かつてのスクラムは、3-2-3の陣形で、最後列に3人が横一列に並ぶ形で組まれていました。

昔のスクラム配置図。3人・2人・3人の3列で組んでいた

その後、最後尾に1人だけが入る3-4-1の今の形が世界に広まり、1940年代になってから「ナンバーエイト」という呼び名が定着したとされています。

今のスクラム配置図。3人・4人・1人の形で、最後尾に8番が入る

「ナンバーエイト」という名前の由来は、前から8番目の選手だからという説があり、後ろ(15番)から数えてもNo.8になり、まさにチームの中心選手です。

なお、今のスクラムではフランカーの2人がロックの横に並んでいますが、役割の呼び方としては、今でも6番・7番・8番をまとめて「第3列(バックロー)」と呼びます。

これは、最後列に3人が並んでいた時代の名残りだと言われています。

ナンバーエイトの体格

ナンバーエイトは、パワーとスピードを高いレベルで両立した選手が務めるポジションです。

日本代表のナンバーエイトを見ても、身長は180cm台後半〜190cm台、体重は110kg前後の選手が中心となっています。

ロックほどの高さはありませんが、強さとスピードを兼ね備えた豪快な突進は迫力満点です。

ナンバーエイトを動物で例えると

ナンバーエイトというポジションを動物で例えるなら、クマがぴったりです。

ナンバーエイトを動物で例えたクマのキャラクター

大きくて、強くて、速い。その暴れん坊ぶりは、まさにナンバーエイトそのものです。

まとめ

  • ナンバーエイトは背番号8番、スクラムの第3列(バックロー)の最後尾を務めるポジション
  • パワー・スピード・判断力のすべてが求められるフォワードの中心選手
  • チームの中で一番強い選手がなることが多い
  • 名前が背番号のままなのは、もっとも遅く定着したポジションだから