ロック(LO)とは
ロックとは、ラグビーの15あるポジションのうち、背番号4番と5番をつける選手のことを言います。
スクラムを組むときは第2列(セカンドロー)に入り、チームの中でもっとも身長の高い選手が務めることの多いポジションです。
英語表記はLO(lock)で、4番を左ロック、5番を右ロックと呼び分けます。
スクラムに「錠」をかける
ロック(lock)とは、英語で錠・鍵をかけるという意味の言葉です。
スクラムでは、前にいるプロップの股に腕を差し込んでバインドし、フロントローが離れないようガッチリ固定します。
ロックの2人でフロントローの3人を後ろから固定し、スクラム全体を安定させることから「錠(ロック)」と呼ばれるようになったと言われています。
ラインアウトではジャンパーを務める
ロックのもう一つの大きな仕事が、ラインアウトのジャンパーです。
高い身長を生かし、リフターに持ち上げてもらって相手より速く高い位置でボールを確保します。
空中戦を制する役目を担うことから「空中の仕事人」と呼ばれることもあります。
左ロック(4番)と右ロック(5番)の違い
同じロックでも、4番と5番では求められるものが少し違います。
スクラムでもっとも負担が大きいのは、相手2人の間に頭を入れる3番(右プロップ)だということを別の記事でお伝えしましたが、その3番の後ろに、よりパワーのある選手を置く方が良いと言われています。
そのため、5番の右ロックにはガッシリしたパワーのある高身長の選手、4番の左ロックには躍進力や機動力に優れた高身長の選手が入ることが多いです。
ただし、多くの選手は左右どちらもこなせるため、1番と3番ほどはっきりした違いはありません。
ロックの体格
ロックは、15人の中でもっとも身長の高い選手が務めるポジションです。
日本代表のロックを見ても、身長は195cm〜200cm台、体重は110kg〜120kg台の選手が中心となっています。
この大きな体で突進していく迫力は、ラグビーの見どころの一つと言えます。
頼れる男の象徴
また、ラグビー王国のニュージーランドでは、ロックは少年たちの憧れのポジションだと言われています。
「強くて頼りになる男の象徴的なポジション」というのがその理由です。
試合中に乱闘が起きてしまったときも、その発端や経緯に関係なく、ロック(4番・5番)が体を張って仲間を守るとも言われています。
自分から手を出すのではなく、仲間の盾となる。
その男らしさにも注目してみてください。
ロックを動物で例えると
ロックというポジションを動物で例えるなら、キリンがぴったりです。
チームの中でもっとも背の高い選手が務めるポジションなので、動物の中でいちばん背の高いキリンがよく似合います。
まとめ
- ロックは背番号4番・5番、スクラムの第2列(セカンドロー)を務めるポジション
- プロップの股に腕を入れてバインドし、スクラムに「錠」をかけるという意味からロックと呼ばれる
- ラインアウトではジャンパーとして空中でボールを争う
- 15人の中でもっとも身長の高い選手が務めることが多い
トップに戻る
ラグビー